葉桜と魔笛

葉桜と魔笛
葉桜と魔笛

【日本近代文学名作選③】

葉桜と魔笛

著者 太宰治
朗読 長尾奈奈
初出 昭和14年(1939)「若草」6月号
再生時間 00:22:17
販売開始日 2022/9/6

内容紹介

太宰治(明治42年 – 昭和23年)による短編小説
「桜が散って、このように葉桜のころになれば、私は、きっと思い出します。――と、その老夫人は物語る。――いまから三十五年まえ、父はその頃まだ存命中でございまして、私の一家、と言いましても、母はその七年まえ私が十三のときに、もう他界なされて、あとは、父と、私と妹と三人きりの家庭でございましたが、」―― 

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