BOOKSTORE CLERK 2024-06-13 AUDIOBOOK 揺籃の唄の思ひ出 【日本近代文学名作選⑭】 揺籃の唄の思ひ出 著者 宇野浩二朗読 長尾奈奈初出 大正4年(1915)「少女の友」再生時間 00:28:08配信開始予定日 2024/6/26 内容紹介 宇野浩二(明治24年- 昭和36年)による童話『揺籃の唄の思ひ出』「台湾の蛮地に近い、或る山の麓に、戸数は僅か二十軒にも足りない小さな村があった。その村はづれに正直者といふ評判の夫婦と、その間にお千代といふ、その時三歳になる可愛らしい女の子と、親子三人暮しのむつまじい家があった。指折り数へると今から丁度十五年前の冬の初めのことである。それは、年中暑い所の様に思はれて居るこの台湾でも、十一月の末といへば、況してそんな山里のことだから、蟲の聲さへ日毎にうら枯れて行く、夜となると凄い程さびしい時だ。」―― このオーディオブックは、2024年3月23日、日本近代文学館で上演した「朗読タイムレスストーリーシリーズ」を新たに収録した作品です。 配信サイト 聴き方、販売価格、購入方法、決済方法などは、各配信サイトにてご確認ください。 企画/制作 声の書店協力 株式会社 仕事/ROUDOKU.TALKER.JP